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リピートの肝(キモ)は心理的安全性  85

2022年12月13日

「好きなお客さまだけを集めて
 収入と時間をコントロールできる」

あなたが望むトレーナースタイルを
あなた仕様にカスタマイズします。

トレーナー育成コンサルタントの
中野茂徳(なかのしげのり)です。

 

 

私(中野)は小学校時代、

スイミングスクールが嫌で嫌で
堪らなかった記憶があります。

 

 

特に後半はタイム級になると
ただひたすら泳ぐだけなので、

できなかった泳ぎが
できるようになった!


という習得感もなく、
ただただキツかった…。

 

 

当時は今より断然スパルタな時代だったので、
先生がやたら怖かったのを覚えてます。

(毎週どうにかして
 休む口実を考えていた。苦笑)

 

 

それを反面教師にして、

スポーツクラブの社員時代に
子どものスイミングを担当していた時は、

 

とにかく子どもたちに
「また来たい!」
「来週が待ち遠しいわ!」

と言って帰ってもらうために、

(厳しい内容ながらも)
どのような指導をしたら良いのかを
常々考えていました。

 

 

おそらくその経験が、

今のパーソナルトレーナーに
生きているといっても

過言ではありません。

 

 

そこそこキツい筋トレを
してもらいながらも、

しっかりとリピートしていただく。

リピートの肝は、
心理的安全性にあると捉えます。

 

 

心理的安全性とは、

その場(空間)においては
何をしても安全(安心)だけは

担保されていると言うこと。

 

 

そのためには

お客さまのいかなる行動や
発言に対しても、

まずは承認すること。

 

 

たまに誤った発言に対して
否定するトレーナーがいますが、

私(中野)は決して否定しません。

お客さまの言葉を飲み込んだ上で、
自分なりの意見をお伝えするのです。

 

 

さらに褒めることの大切さも
強調してもしすぎることはありません。

 

 

その際に大事なことは、

ただ手放しで褒めるのではなく
(それが必要な時もあります)、

他人ではなく、過去の自分と比較して
向上したことを褒めること。

 

 

そのような褒め方は
決して嘘っぽくなく、

他人を貶めることもありません。

 

 

他人と比較して褒めるということは、

自分のいないところで
自分がそれをやられている

可能性があるということ。

 

 

そのようなことを想起させると、

これまた心理的安全性が
崩れる原因になります。

 

 

ともあれ自分が承認され、
褒められる

安心、安全な空間が
嫌になるわけがありません。

 

 

永続的なリピート関係の肝は
まさにそういった所にあるのです。