筋トレは
朝と夜いつするのが良いのか?
時間帯別の
メリットとデメリット

筋トレは朝と夜いつするのが良いのか?時間帯別のメリットとデメリット

筋トレの時間帯選びは主に個々のライフスタイルや目標によるものですが、それぞれの時間帯が持つメリットとデメリットを考慮することは有用です。

▪️朝の筋トレのメリット

・気分の向上:
朝の運動はエンドルフィン(幸福感のホルモン)の分泌を促進し、1日をポジティブな気分で始めるのに役立ちます。

・集中力の向上:
朝の運動は集中力を向上させ、生産性を高めます。

・一日のカロリー消費の向上:
筋トレを行うと基礎代謝が高まり、一日を通じてカロリー消費量が増加します。
朝に筋トレを行うとその効果を最大限に活用できます。

▪️朝の筋トレのデメリット

・時間の制約:
朝は通勤や学校などで時間が限られているため、十分なトレーニング時間を確保するのが難しい場合があります。

・体温と筋肉の柔軟性:
朝起きたばかりの身体はまだ十分に温まっておらず、筋肉の柔軟性も低いため、ケガのリスクが増える可能性があります。
そのため、十分なウォーミングアップが必要になります。

▪️夜の筋トレのメリット

・パフォーマンスの向上:
研究によれば、体温がピークに達する夕方から早い夜は身体的パフォーマンスが最高になる傾向があります。
したがって、より集中的なワークアウトが可能です。

・ストレス解消:
1日の終わりに運動することでストレスを解消し、リラックスするのに役立ちます。

▪️夜の筋トレのデメリット

・睡眠の影響:
運動はエネルギーレベルを上げるため、夜遅くに筋トレを行うと睡眠に影響を与える可能性があります。

・混雑:
ジムは夕方から夜にかけて混雑することが多いです。
それによりトレーニングの効率が落ちる場合があります。

結局のところ、筋トレの最適な時間帯はあなたのライフスタイル目標、そして身体の反応によるところが大きいです。

例えば、朝早く起きることが苦手な方や、朝は仕事や家事で忙しい方は夜のトレーニングが適しているかも知れません。

一方で、運動後にリフレッシュを感じ、その日の活動に活力をもたらすことを望む方は、朝のトレーニングが適した選択かもしれません。

ただし、いずれの時間帯でトレーニングを行うにせよ、十分なウォーミングアップとクールダウンを行い、適切な栄養と休息を確保することが重要です。

これはトレーニングの効果を最大化し、ケガのリスクを最小限にするためです。

また、筋トレの時間帯を変える時は、身体が新しいルーティンに慣れるまでの適応期間を考慮することも重要です。

新しい時間帯に適応するまでの最初の数日間は、筋トレパフォーマンスが下がるかもしれませんが、それはありきのことです。

筋トレはあくまであなたのライフスタイルの一部であり、全体の生活パターンと調和していることが大切です。

たとえば、遅い時間に筋トレをして睡眠を妨げるようなら、それはあなたの健康全般においてはマイナスとなるでしょう。

同様に、朝早く起きて無理に筋トレをしてストレスが溜まるようであれば、それもまた全体で見ると理想的な状況ではありません。

また、筋トレの効果を最大限に引き出すためには、適切な食事が非常に重要なのは言うまでもありません。

トレーニング前後のタンパク質と炭水化物の摂取は筋肉の回復と成長を促します。

特に夜のトレーニング後は、良質なタンパク質を摂ることで睡眠中の筋肉修復を促進することができます。

目標を達成するために最も継続しやすい時間帯に行いましょう

最後に、トレーニングの時間帯がある一定の利点を持つかも知れない一方で、最も重要なのは一貫性です。

あなたが無理なく続けられる時間帯を選ぶことで、長期的な目標達成につながります。

そのため、朝か夜かを選ぶよりも、あなたが最も継続しやすい時間帯で筋トレを行うことがオススメなのです。