Session Feeセッション料金の決め方

鍵となるのは
ブランディング力と
指導力

セッション料金によって
お客さまの質が決まってくる

パーソナルトレーナーとして独立をする際に決めなければいけない項目の1つに、セッション料金が挙げられます。

その際に1つ頭に入れておいていただきたいことは、「セッション料金によってお客さまの質が決まってくる」ということです。

当然のことながら安い金額にすればするほどボディメイクに対する意識は低く、安いから受けている、継続するのは難しいようなお客さまが集まります。

私(中野)は独立当初は、おおよそ整体院の相場を鑑みて1時間6,000円からスタートしました。
(今現在は1時間15,000円いただいています。)

それによってお客さまの(言葉は悪いですが)質は随分と変わってきました。

これをお読みのあなたがとにかくセッションの場数を多く踏みたいようでしたら、1時間6,000円かそれ以下で金額設定をすると良いでしょう。

地域で1番高い金額を設定する

但し、一度決めた金額を値上げするのは簡単なことではないし、クライアントワークの仕事は時間の切り売りである以上、売上げを上げるためには多くの時間を割く必要があります。

私はコンサル受講生に対しては、地域で1番高い金額を設定するようにお伝えしてます。

そしてその金額でも受けたいと思っていただけるような自らのブランディング力を構築し、自らの指導力も高めてもらいます。

そうやって世間一般の相場よりも高単価を設定することで、ターゲットをフィットネス意識の高いお客さまや、アッパークラスのお客さまに定めるのです。

20人のお客さまを5,000円のセッション料金で指導するか、10人のお客さまを10,000円のセッション料金で指導するか。

どちらも売上げは同じですが、自らの時間を作るためには言わずもがな、後者のセッション料金に設定する必要があります。(あなたが低単価で高人数を指導したいならそれで構いません。)

トレーナー業を整体業と比較するのか、ボディメイクという観点でエステ業と比較するのか、あなたの定義の仕方でセッション料金はいかようにも変わってきます。

あなたが売上げを確保しつつも時間も確保したい、フィットネス意識の高い(リピート率が高い)お客さまをお相手にしたいというようでしたら、活動地域の中で最も高い料金に設定することをお勧めします。

もちろんそのためには、自分を高く売るためのブランディング力を身に付ける必要があるのです。