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ある人にだけ「刺さる人」であれ!  97

2023年3月12日

「好きなお客さまだけを集めて
 収入と時間をコントロールできる」

 あなたが望むトレーナースタイルを
 あなた仕様にカスタマイズします。

 トレーナー育成コンサルタントの
 中野茂徳(なかのしげのり)です。

 

 

■私(中野)の前職の
 フィットネスクラブの会社には
 担当者制度というものがあり、

 基本的に会員さま1人につき
 1人のインストラクターが

 担当としてお世話させて頂く
 システムがありました。

 

 

■担当者はその会員さまに合った
 トレーニングメニューを作成したり、

 それ以外のことにおいても
 相談できる人として存在します。

 

 

■そしてできるだけ早く
 クラブに馴染んで頂き、

 運動習慣が軌道に乗るよう
 サポートしたり、

 ひと度クラブから足が
 遠退きがちになれば、

 ご来館を促すフォローなども
 していました。

 

 

■そうすると見事に
 インストラクターごとに

 相対するのに得意な会員さまが
 分散されて、

 それぞれの特徴を生かして、
 それぞれの担当会員さまの
 サポートができたものでした。

 

 

■(もちろん担当インストラクターと
  そりが合わなかったり、

  実際に来館時に会える機会が
  少ないようだったら、

  担当インストラクターを
  自由に交代もできました。)

 

 

■例えば私(中野)でしたら
 どちらかというと男性よりも、

 おばさん(に近しい)女性に
 ウケが良かったのですが、

 逆におっさん男性は
 あまり得意ではありませんでした。 

 (ご年配の方には男女共に
  好かれていたのですが…。)

 

 

■に対して若い女性スタッフなどは、

 小難しいおっさん男性などは
 得意だったりして、

 そのような男性が
 女性スタッフと話した際には、

 およそ私には見せないような
 笑顔を見せていたものです。(笑)

 

 

■今思えばここに

 パーソナルトレーナーにおける
 集客のあり方が

 凝縮されているなと。

 

 

■会員さま(お客さま)は
 それこそ十人十色。

 その中で自分のタイプに合った
 お客さまを見つけることができれば、

 お客さまの満足度は満たされるし、
 ご案内する自分もノンストレスです。

 

 

■これを無理に誰も彼も
 お相手しようとすると
 自らの首を絞める上に、

 指導されたお客さまにまで
 ストレスがかかることになるのです。

 

 

■うまくいっている
 パーソナルトレーナーは、

 その辺りの自己分析が
 しっかりできており、

 自分が得意とする相対しやすい
 お客さまだけを集めているので
 ご機嫌に指導できるし、

 そんなお客さまの満足度も上がり、
 リピートしてくれるのです。

 

 (私も約2年ほどかけて

  漸くそのようなスタイルに
  行き着きました。)

 

 

■誰も彼もお世話しようとしないこと。

 あなたに合わないお客さまは

 他のトレーナーにとっては
 合うお客さまの可能性が高いです。

 

 

■そのような人に注力しても、
 お互いに徒労に終わるだけです。

 要は自らの自己分析が
 確実にできているかどうか?

 

 

■あなたが今集客において
 苦戦しているようでしたら、

 今一度、どのようなお客さまに
 「刺さる人」であるかを

 改めて見つめ直してみては?