筋肉痛になった方がいいのか?

筋肉痛は筋肉をつけるために必要な過程

筋トレをして筋肉に強い負荷をかけることで、筋繊維が破壊されるほど強い刺激が加わると起きる症状が筋肉痛です。
破壊された筋肉を修復しようとする時に炎症や痛みを引き起こしますが、筋肉をつけたいなら、筋肉痛になることは必要な過程だと捉えてください。

普段から運動習慣があったり、トレーニングをしていると筋肉痛にならないと考えている人もいるようですが、しっかり筋肉に負荷をかけてトレーニングしていればベテランのトレーナーでもなります。

私、中野も毎回筋肉痛になります。
(と言うか、筋肉痛になる位追い込んでトレーニングしてます。笑)

とはいえ運動はやりすぎるとオーバートレーニングを招くので、筋肉痛がある時に無理して筋トレを行うと肉離れなどのケガにつながる恐れがあります。

もし筋肉痛でも運動したいという時は、普段よりも負荷を軽くするか筋肉痛がない部位を筋トレする、筋トレではなく有酸素運動に切り替えるなど、ご自身の身体と相談しながら運動するようにしましょう。

筋肉痛を治して疲労回復する効果的な方法

筋肉痛を早く治すためには炎症が広がらないようにアイシングで傷んだ部位を冷やす、必要な酸素や栄養を取り込めるように筋肉組織の血流を促すことが大事です。
軽くマッサージして緩めたり、38~40度のぬるま湯にゆっくり浸かって全身を温めると血行促進に効果的です。

筋肉痛を早く治して筋肉疲労から回復させるためには、筋トレ後の速やかな栄養補給も必要です。
筋繊維の修復に欠かせないタンパク質、糖質や脂質の代謝を助けるビタミンB群、疲労回復効果のあるビタミンCを積極的に摂ると良いでしょう。

疲労回復のために十分な睡眠をとることも大切なので、早めの就寝を心がけましょう。

しかし、やり過ぎて筋肉痛がひどいと日常生活に支障をきたしてしまうことがあるので、自分の体力や健康レベルに合わせたトレーニングメニューを作っておく必要があります。
筋トレ初心者は少し頑張る程度のトレーニング内容から、徐々に負荷を上げるようにしましょう。