下腹ぽっこりの原因と
その解消法はいかに?
はじめに下腹部ポッコリのお悩み
年齢を重ねることで下腹がぽっこりしてきたとお悩みのクライアントさまは多いと思います。
下腹がぽっこりする原因は猫背や反り腰など姿勢の要因に加えて、筋肉が落ちてしまうことで内臓が下垂してしまったり、便秘になってしまったりなど様々な要因が考えられます。
以下に下腹ぽっこりの原因をいくつかご案内していきます。
原因①内臓脂肪が蓄積している
内臓脂肪が蓄積してしまうと、お腹(特に下腹)がぽっこりしてしまう原因になります。内臓脂肪とは胃、腸など臓器のまわりにつく脂肪のことです。
内臓脂肪が増えすぎると、高血圧や高血糖などの生活習慣病のリスクを高めてしまいます。
内臓脂肪がつきすぎでしまっている人は、食生活の見直しや運動を積極的に行っていく必要があるでしょう。
原因②筋肉量の低下
筋肉(特に骨盤底筋群)は内臓を支えているので、体幹部や内臓を支えている筋肉が低下すると、これまでのように内臓の重さを支えられなくなってしまい、下腹がぽっこりと出てしまうのです。
年を重ねることで筋肉は少しずつ衰えていきますが、筋肉が衰えると消化器の機能が落ちてしまうので消化吸収が鈍くなり、食べた物が胃腸に留まりがちになります。これも、ぽっこりお腹を引き起こす原因です。
原因③内臓の下垂
太っているわけではないのに下腹だけがぽっこり出ている人の場合、内臓が下垂にしてしまっている可能性も考えられます。
特に胃が下垂していると、蠕動運動の機能が低下してしまうことで、消化が上手くできずに胃もたれや食欲不振などの症状が起こりやすくなります。
原因④便秘
運動不足が続いていたり、食生活が乱れて食物繊維の摂取量が不足していたりすると便秘になってしまい、下腹ぽっこりになってしまうこともあります。
排便回数は個人差が大きいので、1日に3回~1週間に3回程度の回数なら正常の範囲内であるといわれています。
便秘気味の方は、こまめに水分を摂ることを意識したり、穀物、いも類、豆類、ひじき、寒天、果物など、食物繊維を豊富に含む食品をしっかり摂ると共に、運動を併用して行いたいです。
原因⑤身体の冷え、むくみ
冷えやむくみが下腹がぽっこりする原因となっていることもあります。
座っている時間が長い場合、血流やリンパの流れが悪くなってしまうことでむくみが起こります。
そのむくみが冷えを招いてしまい、冷えから内臓を守るために体は脂肪をため込んでしまうのです。
筋肉の硬さもむくみの原因の一つで、筋肉が硬いと筋肉やその周辺の血管やリンパが圧迫されて流れが悪くなり、むくみの原因になります。
まとめパーソナルトレーナーがあなたのお悩み解決をサポートします
ぽっこりお腹の原因は様々ですが、運動不足や不規則な生活習慣が原因になっていることが多いです。
下腹がぽっこりしてしまっていることがお悩みの方にはぜひとも運動や食事、生活習慣の改善などトータルにアプローチする必要をお伝えした上で、パーソナルトレーナーの強みを生かしてサポートしていきたいですね。