トレーニング継続の秘訣は
あなたの脳を騙すこと
トレーニング継続の秘訣はあなたの脳を騙すこと
毎日同じことをやってるようでいて、1年前の自分とは明らかに違う。
これが微差の積み重ねであり、継続の大いなる強みだと考えます。
私(中野)が筋トレにおいて意識していることは、ルーティーンを崩さないようにしながら(種目は入れ替えたりします)、少しでも前回の自分を上回るように(回数なり重量なりを)トライし続ける、そのような姿勢で臨んでいます。
もちろん20年以上もやっていれば進歩もあれば後退もあります。
そこにおける変化は微細なので脳においては極端な負荷と感じられず、故に淡々粛々と継続することができると考えます。
ここが短期間ダイエットとの違いであり、変化が急激であればあるほど脳はそれを大きな負荷と感じ、防御反応であるホメオスタシス(恒常性維持機能)が働き、身体を元に戻そうとするのです。
(筋トレでいうとキツ過ぎてや〜めたと、ダイエットにおいても空腹でとても無理!となってしまうのです。)
繰り返しになりますが、大切なことはあなたの脳に負荷と感じさせないようにしながら微差を積み重ねること。
その上で日々少しばかりの改善改良を繰り返しながら継続すると、日々同じことをやっているつもりでも、1年前の自分とは明らかに違う進歩が現れているのです。
(同じ筋トレをやっても疲れ方が違う、或いは身体つきを見ると、1年前の自分より全然締まっている等。)
いかに脳を騙しながらアプローチするか、ジリジリとにじり寄る「坊さんが屁をこいた方式」、関西風にいうと「だるまさんが転んだ方式」。
どちらの呼び方でも良いが、あなたの脳にそれ(負荷)と感じさせず微細な変化を加えていくこと。
これぞ筋トレに限らず、およそ物事を継続していくにおいて、肝となってくるのではないでしょうか?
筋トレにおいて学べることは、人生やビジネスにおいても同じく学べることなのです。