ご質問
太りやすい習慣を改善するには?
トレーニング以外の時間の過ごし方
パーソナルトレーナーとしてお客さまのボディメイク(特にダイエット)を指導しているあなたですと、
トレーニング指導以外の時間の過ごし方がいかに大事かということはよくお分かりだと思います。
そもそもパーソナルトレーニングは週1回1時間とすると、1週間はそれ以外に6日と23時間あります。
たった1時間頑張ったところで、その影響力はたかが知れてるといえるでしょう。
但し、たった1時間でもそれ以外の時間をどのように過ごすかの行動変容を促すことはできます。
「運動2割、食事8割」食べ方のすすめ
私(中野)がクライアントさまにお伝えしていることは、ボディメイクにおいては「運動2割、食事8割」という原則です。
つまりボディメイクには食事改善の要素が非常に大きなウェイトを占めるということを理解いただいた上で、
トレーニング以外にも食べ方に注力していただくということ。
食べる際にはよく咀嚼すること。
咀嚼すればするほど食べる時間が長くなり、満腹中枢が満たされる結果、より少ないカロリーでも満足感が得られるようになります。(当然ながら胃腸の負担も少なくなります。)
またその食事においては1日3食に加えて、間に1、2回の間食(もちろんヘルシーな)を入れることによって回数を増やし、
食事体熱産生(食事によるカロリー消費)を最大限に活用するようにお勧めしています。
食べることによって消費カロリーを増やすという発想は殆んどの方が持ち合わせていないですが、
同じ摂取カロリーなら食事回数が多ければ多いほど太りにくいです。
また食事は食物繊維やタンパク質をメインに摂り、消化吸収が緩やかに進むように(腹持ちがするように)工夫し、
インシュリンの急上昇を抑えることで食べたものが身につきにくい、太りにくい食べ方になります。
その他にも横着せずにこまめに動くことで、積もり積もった消費カロリー増にも貢献します。
(そのような動きやすい身体作りのために筋トレそのものも頑張っていただきます。)
筋トレによって筋肉量を増やすことは動きやすい身体作りと共に、筋肉そのものはよりカロリーを燃やすので基礎代謝もアップさせることになるのです。
まとめ太りやすい習慣を改善するには
以上をまとめると、よく噛んで食べることに加えて食事の回数、食べる内容を意識すること、日常はこまめに動くこと。
これだけでも太りやすさ(太りにくさ)は随分と変わってくるのです。