フィットネス業界の問題点

フィットネス業界の問題点提供レベルの低下

フィットネス業界の問題点は多岐に渡ると思いますが、そのうちの1つは参入障壁の低さ故の提供レベルの低下だと考えます。

トレーナーは名乗らなくてもトレーナーになることができます。
言ってしまえば明日からでもあなたはパーソナルトレーナーになれるのです。

ただそれが故にお客さまが満足のいく指導ができず、結果を出すことができずに離脱されてしまい、
リピートが安定しないトレーナーが数多く見受けられます。

それと共にジムを出店したものの、一年も持たずにあえなく撤退せざるをえなくなるケースも多発しています。

またメタバースやブロックチェーンの台頭によって、フィットネス業界の業態が多様化し、ライバル市場が増えている現状もそれに拍車をかけています。
(トレーナーのライバルはトレーナーではなくそれ以外にあるのです。)

本物のトレーナーは期待を上回る価値を提供し続ける

ただ私(中野)個人的には、お客さまにとって選ぶ選択肢が増え、運動する機会が多様化するのはありがたいことだと考えます。

その中でも本物のトレーナーは必ずや生き残ります。
本物のトレーナーとは専門知識や指導力はもちろんのこと、集客力やリピート関係構築力などビジネススキルを持ち合わせていることが肝心です。

トレーナー業界に限らずあらゆる業界において、お客さまの期待を上回る価値を提供し続けることができる人が生き残るのです。

とは言いながらもパーソナルトレーナーは(マンツーマン指導が故に) 30名ものファンを作ればそれで充分に成立するビジネスです。
トレーナー同士がつぶし合うのではなく、ビジネススキルを身につけたトレーナー全員が成功することができると確信します。