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未経験で副業から始めるにはターゲット設定が必須な訳  43 

2021年7月24日

「理想のお客さまだけを集めて
 収入と時間をコントロールできる」

ビジネススタイルの構築を
あなた仕様にカスタマイズします。

トレーナー育成コンサルタントの
中野茂徳(なかのしげのり)です。

 

 

この度も長文のブログになりますが、

トレーナー未経験のあなたでも

パーソナルトレーナーとして

成功するために不可欠である

「ターゲット設定」について

詳細にご案内していきます。

 

 

 

▪️なぜ事細かくターゲット設定を

 する必要があるのか?

 

 

ここ最近は
パーソナルセッション数を

1ヶ月平均約80本に収めてます。

(20日間稼働したとして
 1日平均4セッション。)

 

 

 

しかもいずれも理想のお客さま
=最も接していて楽しく、

最も結果を出して
差し上げることができる、

最もお力になりたい方々ばかり。

 

 

 

本当に接するのが大変な人が
1人もいないという状況は、

およそ会社勤めの頃を考えると
最高のストレスフリーの環境です!

 

 

 

私(中野)が
このスタンスに落ち着くまでには

あれこれ試行錯誤して
約2年ほどかかってしまいました。

 

 

 

一時は1ヵ月200セッション以上を
こなしていたこともあり、

その時は老若男女
様々な目的の方々を指導しており、

もちろん自分に合う人、合わない人
誰彼構わず見ていました。

 

 

 

中には接していて非常に疲れる人
(失礼ですが)も多く見ており、

そういった方々を含めた
1日平均10本(多い時は13本!)の
超多忙なセッションずくしの日々は、

好きなはずのパーソナル指導が
非常に重たいものになっていました。

 

 

 

その原因は3つ。

値段設定、ターゲット設定、
選別の仕方に尽きます。

 

 

 

値段設定は今現在の
1時間15000円とは違って

当時は1時間6000円でした。

 

 

 

選別の仕方は決して断ることなく、

問い合わせてくる人は
誰彼構わずお受けしていました。

(確かにどんな方々でもご指導できる
 経験にはなりました。)

 

 

 

あとはやはり
「ターゲット設定の甘さ」
が原因でした。

ターゲット設定が甘いと、 

自分の理想のお客さまでもない、
本気度が薄い人も

問い合わせてこられます。

 

 

 

当然のことながら
そういった方々との
リピート関係構築や、

結果を出して差し上げることは
難しいです。

(その上、指導においては
 ストレスが溜まるばかり。)

 

 

 

逆にターゲットをバシッと定めると、

本気度の高い、
本当に理想のお客さまが

問い合わせにこられることによって

 

 

 

指導におけるストレスなし、

結果を出して差し上げることができる、

最も得意なお客さまだけが
残られる態勢ができあがってくるのです。

 

 

 

私(中野)が試行錯誤して、

随分と遠回りをして
築き上げたこの体制を、

あなたには短期間で
構築していただきたいのです。

(でないと好きなパーソナル指導が
 本当に苦痛になってしまうかも…。)

 

 

 

ここからは少し具体的に

ターゲット設定についての話を

していきます。

  

 

 

▪️ベストなターゲットはどうやって定める?

 

 

ターゲットにおいては
ペルソナ設定よろしく、

1人に絞ってできるだけ具体的に、
詳しく定めることを

推奨している私ですが、

これにおいては本当に大雑把にしか
定めていない方が多いです。

 

 

 

例えば20代から40代の女性で
ダイエットが目的の運動初心者・・・

以上、みたいな方も多いです。(苦笑)

これだとターゲットに響く
情報発信ができないのは明らか。

 

 

 

そもそも20代の方と30代、
40代の方の筋トレの目的は
全然違ってくるし、

同じ20代でも前半後半、
30代においても前半後半では

その目的、響く言葉が
全く違ってくるのです。

 

 

 

そのような大雑把なターゲットでは

いくらあなたが情報発信しても、
誰に向けて発信しているのか?

本当のターゲットに

自分事として
受け止めてもらえないです。

 

 

 

パーソナルトレーナーは
見れる人数に限りがあるので、

ターゲット設定は1人で充分。

 

 

 

むしろ1人に絞って

そのターゲットに響く情報発信を
しなければならないのです。

 

 

 

トレーニングの目的はもちろんのこと、

年齢性別や仕事、年収
(うち健康や美容に使えるお小遣い)、

家族構、乗っている車、読んでいる雑誌、
好きなスポーツ、食べ物、タレント、

今何に夢中になっているか?などなど。

 

 

 

まだまだ細かく設定する必要が
あるのですが、

最低限それぐらい定めておかないと、

ターゲットに響く情報発信、

共感したりしてもらえる発信が
できないのです。

 

 

 

あなたが選んでもらうためには

あなたに共感してもらう
必要があります。

 

 

 

共感してもらう記事を書くためにも

ターゲットは事細かく
設定する必要があるのです。

 

 

 

▪️トレーナーとしての成功はまずは

 ターゲティングありき!

 

 

あなたがパーソナルトレーナーとして
成功するためには

まずはターゲット
(あなたの理想のお客さま)を
明確に定めることと、

ポジショニング
(あなたが選ばれる理由)を
確立する必要があります。

 

 

 

これはおよそビジネスを
やっていくにおいては

どこでも謳われている
基本中の基本の部分ですが、

案外明確に定めることができていない
トレーナーが多いです。

 

 

 

男性がターゲットなのに
女性のお客さまの指導風景を
載せている者、

逆に女性がターゲットなのに
男性のビフォーアフターの値を
宣伝している者、

 

 

 

自らは指導していて
熱くなれるのは男性なのに

ニーズは女性のダイエットが
多そうだからといって、

そちらをターゲットとして
謳っている者。

(わざわざレッドオーシャンに
 飛び込んでいっている。)

 

 

 

私(中野)の考えるあなたにとって
ベストなターゲットは、

指導していて最も熱くなれる
対象であると共に、

 

 

最も結果を出して差し上げることが
できる人

が望ましいと考えます。

(なんとなくニーズがありそうだから…
 ではダメ。)

 

 

 

上記のトレーナーの例全てにおいて
共通していることは、

一貫性がないということと、

自らのことは自ら客観視することが
できないということ。

 

 

 

明らかにゴリマッチョで
筋骨隆々のトレーナーが、

女性のダイエット専門と謳っても、

(たとえ専門知識や指導スキルは
 優れているとしても)

選ぶ相手からすれば
かなり違和感があるものです。

 

 

 

私(中野)はかつて独立前は

ダイエットから腰痛膝痛の改善、
スポーツパフォーマンスの向上まで、

実に幅広く
得意分野を謳っていました。

(これではどれが最も得意か
 選ぶ側は戸惑ってしまいますよね。)

 

 

 

お客さまが選ぶ時はやはり

お客さまのニーズを叶えてくれる
スペシャリストを選ぶはず。

それは分かっていても、

いざ謳う側(トレーナー側)に回ると
何でもできますと謳ってしまうのです。

 

 

 

私(中野)のコンサルにおいては、

まずはその方の特性が最も活かせる
ターゲットを定め、

そのターゲットに対して
ポジショニング(選ばれる理由)を
確立していきます。

 

 

 

かつて私が自分でそれを見出すのに
苦労した分、

あなたもやはり第三者の目でもって
(もちろん中野である必要はありません)

見出してもらうのが良いかと思います。

 

 

 

▪️コンテストで入賞しても集客できない訳

 

この度はターゲットに対する

情報発信を履き違えている

トレーナーの一例です。

 

 

 

よくコンテストの入賞を
実績としてアピールしている

パーソナルトレーナーを見かけますが、

(厳しいようですが)
それは殆んどの場合において
集客に結びつかないのが実情です。

 

 

 

お客さまにとって最も重要なのは、

トレーナー自身が
結果を出していることよりも、 

果たしてそのトレーナーが
自分の身体を変えてくれるのか?

ということ。

 

 

 

確かに自らがボディーメイクできる
ということは、

トレーニング知識や技術は
確たるものがある

というアピールにもなります。

 

 

 

ただそれが指導において
活かされるかどうかは別の話。

よく言われる、

優れたプレイヤーが
優れた監督になれるとは限らない

ということです。

 

 

 

私の知人のトレーナーで、

とあるボディービルコンテストで
優勝経験もある者がいるのですが、

その実績によって何人のお客さまを
集客できたと思いますか?

 

 

 

答えは0です。

当時の彼のターゲット(お客さま)は
ダイエット志望の女性。

果たしてその女性が、

ゴリマッチョのトレーナーに
指導を乞いたいかというと…。

 

 

 

これが彼のように身体をでかくして
筋骨隆々にしたい!

というお客さまがターゲットなら
響くのです。

 

 

 

しかしそうではない場合、

コンテストでの実績は
あくまでも副産物。

 

 

 

語るならせめて
優勝を語る位でないと、

一般の方々には2位も3位も、
ましてや入賞など響かないものです。

(しかもどれがどのコンテストかも
 分からない。)

 

 

 

誤解しないでいただきたいですが、

何もコンテストに出て
実績を残すことが

意味がないと言っている訳では
ないです。

 

 

 

ただそれがあなたのターゲット
(見込み客)に響くかどうかは

また別の話だということ。

(ターゲットによっては

 アピールしない方が良い場合すら
 あります。)

 

 

 

もしあなたがコンテストの実績を元に
集客しようとするなら、

果たしてそれがあなたのターゲットに
そぐわしいかどうかも

考慮されておくといいかと考えます。

 

 

 

▪️ターゲットに響くポジショニングに

 なっているかどうか?

 

 

あなたが理想のお客さまだけを
集めるためには

ターゲットやポジショニングが
必要不可欠とはお伝えしてきました。

 

 

 

では、
ターゲットやポジショニングを
定めていたとしても、

結果が出ているトレーナーと
出ないトレーナーがいるのは
なぜでしょうか?

 

 

 

それはターゲットが
自分の力を充分に発揮できる
ターゲットではない可能性があることと、

ターゲットに響くポジショニング
(自分ならではの強み)を
訴えているとは限らないからです。

 

 

 

多くのトレーナーは、
自分のターゲットのことを考えずに

自分の謳いたいことばかりを
ポジショニングに定めています。

 

 

 

大事なことは

それがターゲットに響く
ポジショニングになっているか?

ということ。

 

 

 

結果を出し続けることが
できるトレーナー

それをちゃんと心得ていて、

ターゲットに向けて
正しい発信をしているのです。

 

 

 

もしもあなたが、

ターゲットやポジショニングの
大切さを

充分に分かっているにも関わらず
結果が出ていないとしたら、

 

 

 

ターゲットに向けて
しっかりとポジショニングを定めて

伝わる発信ができているかどうか?

そもそもそのための行動が
できているかどうか?

(おそらくその行動が
 抜け漏れているのです。)

 

 

 

個別コンサルにおいては
あなたの能力を最も発揮できる
ターゲットを定め、

そのターゲットに響く
ポジショニングを定めた上で、

 

 

 

なおかつ行動せざるをえない環境を
設けることで、

求める結果まで
最短距離で到達してもらいます。

 

 

 

「結果が出ざるを得ない環境」

それはボディーメイクにおける
パーソナルトレーニングと同様、

結果を出せるトレーナーにおける
コンサルティングが

まさにそれにあたるのです。

 

 

 

▪️実際に魚が釣れる釣り場に行け!

 

 

ターゲティングを釣りに例えると、

あなたがそもそも何の魚を
釣りたいのかを明確にしないと、

 

 

 

そのための釣り場や、
いつ釣るのかタイミング、時期、

どんな餌を使って釣るのかという

手段が決まってこないということです。

 

 

 

今回はその中でも
あなたがターゲットを決めた際に

いざどこの場所で釣るか?について
少し突っ込んだ話です。

 

 

 

あなたがひと度ターゲットを
具体的に決めると、

まずはターゲットにあなたのことを
知ってもらう必要があります。

 

 

 

ですのでその為には

あなたのターゲットがよく目にする
媒体に向けて

あなたの宣伝をする必要があります。

 

 

 

SNSであればFacebookやTwitter、

インスタやYouTubeなど、

それぞれの利用者層は違ってきます。

 

 

 

またそれ以外にも
紙媒体が有効なのか?

スポーツクラブであれば館内ポップや
チラシがいいのか?

 

 

 

もちろんあらゆる手段を駆使して
あなたのことを知らしめたいのですが、

全て活用していくにも
時間と手間がかかります。

 

 

 

当然ながら最も有効と思われる所
(=釣りたい魚がいる漁場)に

最も時間と労力を割いていきたいです。

 

 

 

その媒体において
あなたがどういうトレーナーで、

どういうことが得意で、
どういう実績があり、

 

 

 

どういった思いで
トレーナーになったのか?

ということを発信し、
賛同してもらう必要があるのです。

 

 

 

それができて初めて

他のライバルトレーナーと
比べてもらえる

土俵に立つことができるのです。

 

 

 

ではいざ同じ土俵に立った上で、

あなたを選んでもらうには
果たしてどうすればいいのか?

 

 

 

それについては

あなたのターゲットが最も興味関心のある、

その先を知りたい情報を

どんどんと発信していくのです。

 

 

 

さて、ここまでターゲット設定について

つらつらとお話ししてきましたが、

最後までお読みいただいたあなたは

ありがとうございました。

 

 

 

少しでもターゲット設定についての大切さ、

必要性を感じていただければ幸いです。