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知ってても知らないフリをして聞くこと  93

2023年2月14日

「好きなお客さまだけを集めて
 収入と時間をコントロールできる」

あなたが望むトレーナースタイルを
あなた仕様にカスタマイズします。

トレーナー育成コンサルタントの
中野茂徳(なかのしげのり)です。

 

 

私(中野)のマインドセット 
(心得)の1つに、

「人は基本的に話したいもの」
というのがあります。

 

 

これは基本的に
人は聞くことよりも

話すことの方が好きな生き物
だということ。
(もちろん例外もあります。)

 

 

パーソナルセッションでいうと
トレーナーには常々、

お客さまが最も興味関心が
あることにおいては

アンテナを張っておきなさいと
教えています。

 

 

それによってその話においては、
ある程度足並みを揃えることができ、

セッション中に膨らますこともあれば、
掘り下げることもでき、

お客さまにとって良い話し相手と
なることができるでしょう。

(それも大切なコミニケーションです。)

 

 

ただ、その中でたとえこちらが
知っていることでも、

お客さまが得意に話をされる際は、

知らないふりをして聞くことが
大切だと心得ます。

 

 

そうすることによって、
先程のマインドセットである

「人は基本的に話したいものである」
欲が満たされ、

聞いてもらったお客さま自身、
非常にご満足されることでしょう。

 

(およそ人は自分がする話を
 興味関心を持って聞いてくれる人に

 好意を抱くものです。)

 

 

であればたとえこちらが
聞いたことがある(知っている)話でも、

「それ知ってます!」とか
「以前も仰りましたよね」と言って、
その先の展開をなくしてしまうより、

 

いかにも初耳のふりをして、


興味関心を持って
聞いて差し上げたいのです。

 

 

コミュニケーションが
円滑にいくほど、

その後の辛い筋トレも
頑張って下さいます。(笑)

 

 

そして何よりも
こういったことの蓄積が、

永続的なリピート関係に
つながるとも考えます。

 

 

繰り返しになりますが、

お客さまが最も
興味関心があることにおいては、

自らも最低限の知見を
持ち合わせておくこと。

 

 

加えて(やや矛盾するかもですが)
お客さまがそこにおいて
得意になって話されることは、

決して途中で遮らずに
知らないふりをして聞くこと。

 

 

およそ結果を出し続けることが
できているトレーナーは、

そういったことをサラリと
やっているはずなのです。