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なぜ買った(買わされた)のか分かっておくこと  52

2022年4月17日

「理想のお客さまだけを集めて
 収入と時間をコントロールできる」

トレーナースタイルの構築を
あなた仕様にカスタマイズします。

トレーナー育成コンサルタントの
中野茂徳(なかのしげのり)です。 

 

先日、家のテレビが
壊れたのをきっかけに、

新しいテレビを見に行った時のこと。

 

(修理だと10万円以上するので、

 買い替えても殆んど同じ価格で
 同様のテレビを買えるとのこと。)

 

 

そもそも私(中野)は
テレビを全く見ないので、

いっそのことなくても
構わないのですが、

家族はそうはいかないということで
電気屋さんに付いて行きました。

 

 

以前のテレビは
50インチだったのですが、

テレビ売り場の店員さん
(おそらく主任)曰く、

今は55インチか65インチが
主流だということ。

 

 

確かに両者を比べてみると
大きさや迫力は全然違う。

(サッカー好きの息子に向けて

 今年はワールドカップが
 ありますよね~などと、

 さしてテレビに関心のない私よりも
 周りから固めにかかる。笑)

 

 

加えて液晶テレビと
有機ELテレビがあり、

その映りのきめ細かな美しさ、

動きにおける見やすさが
全然違いますよとのこと。

(確かに比べてみると全然違う。)

 

 

今なら(主任の判断で)
タイムセール価格で販売でき、

なおかつこの場で使える
ポイントもつけますとのこと。

(合わせて約10万円の
 ディスカウント。)

 

 

またついでにハードディスク
(ブルーレイレコーダー)も
一緒に購入すると

更に約2万円のディスカウントをし、

 

本来なら配送が2、3週間後に
なるところを

明日にさせていただきます
と付け加えてきました。

(おそらく最初からそのサービスは
 組み込まれていたはず!?)

 

 

結論…。

修理代である10万ちょっとで
同じタイプのテレビを買うつもりが、

1回り2回り大きなテレビ
+レコーダーで
30万ほど使った(使わされた)次第。

 

 

実はここに様々な販売における
テクニックが組み込まれていて、

「今はこちらが主流になっています」
とは「人気があるものは良いものだ」という

大衆になびく日本人の心理、
いわゆる「社会的証明」が故のこと。

 

 

画面の大きさや写りを
以前のテレビと横並びにして

比べてみること。(比較優位性)

 

 

今なら私(主任)の判断で
こちらのセール価格にできます。
(特別限定性)

さらにレコーダーも付け加えると…。

(財布の紐が緩んだところを狙って
 更なるアップセル!)

 

 

それら販売テクニックの応酬に
まんまと乗せられて(!?)
買って(買わされて)しまった訳ですが、

もちろんそれは
テクニックだけに留まらず、

販売員自身の人となりが
あってこそだといえます。

 

 

それは決して売り込みをする
姿勢ではないこと。

(いわゆる圧迫セールスや、

 こちらの逃げ場をなくしている感は
 一切ないこと。)

 

 

広い専門知識に加えて、

こちらの質問に速やかに
的確に答えてくれることによって、

「この人の言うことなら大丈夫」
という安心感、信頼感を

まず初めに抱かせてくれたこと
等が所以のこと。

 

 

大事なことは、

まず最初に販売テクニックを
駆使するのではなく、

信頼感を抱かせるためのトークに
徹していたということ。

 

それが故の最終結果

(30万使ってのテレビ&
 レコーダーの購入!…涙)なのです。

 

 

今の世の中、

ついつい衝動で買ってしまった!
(ポチってしまった!)

ということは多々あると思います。

 

 

その際になぜ買ってしまった
(買わされてしまった)のか?

その理由を分析しておくこと。

 

それを自らがセールスをする際に

どのようにして応用できるかを
考えておくこと。

 

 

思わず衝動買いをしてしまった
(してしまいそうになった)のなら

なぜそうなったのかを
把握しておくこと。

 

 

この転んでもタダでは起きない精神が、

あなたのセールス力を
向上させてくれるのです。

 

 

あなたはここ最近、
思わず衝動で買ってしまったものは
何ですか?

そしてそれはなぜ買って
(買わされて)しまったのでしょうか?