あなたの「価値」と「機能」を把握しておくこと　　５９　

2022年6月5日

「あなただけのお客さまを集めて
　収入と時間をコントロールできる」

そのようなトレーナースタイルを
あなた仕様にカスタマイズします。

トレーナー育成コンサルタントの
中野茂徳（なかのしげのり）です。

　

　

先日は学びの場において

改めて自らが提供する
「価値」と「機能」について

考える機会をいただきました。

　

　

「機能」とは

「からだや機械、組織などの中で、
　あるものがその働きを十分示すこと。
　また、そのはたらき。活動できる能力。」
（コトバンクより）

と表されるとおり
およそ具体的に目に見えやすいもので、

　

パーソナルトレーニングでいうと

指導方法や技術（スキル）、
使用しているギア（道具）や

ジムの設備面なども
そうだと言えるでしょう。

　

　

に対して「価値」とは、

そのパーソナルトレーニングを通して
お客さまが得れるもの、なれるものなど

目には見えないものながらも
本質の部分だと言えるでしょう。

　

　

では実際のところお客さまは
限りある時間とお金を使って、

パーソナルトレーニングを通じて
何を購入しているのでしょう？

　

　

トレーナーは情報発信において

ともすれば「機能」のことばかり
言及しがちです。

　

　　

「私のご案内するピラティスの特徴は…」

「 このＴＸバンドを使うと…」

「うちのパワーラックは特別で…」

　

　

しかしお客さまは
それらを欲しい（やりたい）のではなく、

それらを通じて得たいもの、
なれることにこそ
価値を見出しているのです。

　

　

メリハリボディをつくることで
颯爽とあの服を着こなしたい、

腰痛膝痛を改善することで
いつまでもお孫さんと
元気よく遊んであげれる身体でいたい、

体力筋力をつけることで
あの山を楽々登り切りたい！等々。

　

　

パーソナルトレーニングを通じて
自らが提供できる価値を把握し、

言語化しておくことは、

理想のお客さまの集客においても
確たるリピート関係構築においても　

めちゃくちゃ大事になってきます。

　

　

あなたが提供できる価値について
きちんと説明責任を果たすことによって

あなたの理想のお客さまが集まり、

　

既存のお客さまに対しても
あなたの価値（あるいは価値観）を
お伝えすることによって、

永続的なリピート関係や
友人知人の紹介につながるのです。

　

　

価値を言語化する際には

今それができているかどうか？
あなたが今そのレベルにあるかどうか？

なんて関係ありません。

　

　

今の自分を棚上げして、
思い切った理想の話でいいのです。

（むしろ背伸びした方が自らのレベルも
　後から自ずと上がっていきます。）

　

　

ではあなたが提供している「機能」と

その機能を通じてお渡しする
「価値」とは一体何でしょうか？

それらを自らの言葉で
明確に言語化できているでしょうか？